世界ジュニア選手権イタリア大会7日目、女子シングルスの準々決勝が行われ、加藤が昨年の世界ジュニアに続き2年連続でベスト4入り。中国の表彰台独占を防いだ。
<女子シングルス準々決勝>
孫穎莎(中国) -7,7,6,9,5 長﨑実柚(日本)
銭天一(中国) 12,11,6,-11,-11,7 木村光歩(日本)
加藤美優(日本) 7,16,7,-7,6 ツァン(スペイン)
王曼昱(中国) 2,4,8,5 周穎詩(香港)
日本からは加藤がただ1人、ベスト4に勝ち残った。3回戦で韓国のエース金智淏をラリー戦の末に退けた加藤は、2回戦で昨年の世界ジュニア女王、石洵瑶を破ったスペインのツァンと対戦。フォアハンドスマッシュを多用するツァンに対して、加藤も負けじとスマッシュで得点を重ねる。相手を台から離して得意の形に持ち込ませない巧みな試合運びで4対1で快勝。2年連続の準決勝進出を果たした。
孫穎莎に挑んだ長﨑は、第1ゲームを先行したものの、リスキーな台上からの厳しい攻めでミスを誘われ、得意の両ハンドドライブでの得点に結びつけられなかった。
木村は銭天一とのラリー戦で好ゲームを演じた。第1、第2ゲームのジュースを落としたことが悔やまれるが、ラリー戦で一歩も引かずに、中国選手を脅かしたことは大健闘といっていいだろう。
3度目の優勝を狙う王曼昱は香港の周穎詩をシャットアウト。両ハンドの決定力はもはやジュニアレベルではない。
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