世界ジュニア選手権イタリア大会8日目、混合ダブルス決勝、薛飛/王曼昱対安宰賢/金智淏が行われ、中国ペアが4対1で韓国ペアを退け初優勝を飾った。
薛飛/王曼昱が中国に3つ目のタイトルをもたらした
得点力の高い女子が中国ペアの強さ
韓国ペアは安宰賢の攻撃に望みを託したが……
負けられない外国ペアとの決勝に勝利し安堵の表情
<混合ダブルス決勝>
薛飛/王曼昱(中国) 8,5,12,-8,8 安宰賢/金智淏(韓国)
混合ダブルスは、男女の打つ順番によって結果が大きく左右されるが、第1ゲームで薛飛のボールを金智淏が受ける、中国に有利な組み合わせ。予想通り、薛飛の威力のあるボールに対応できない金智淏の韓国ペアが1ゲーム目を落とす。2ゲーム目は取りたい韓国ペアだが、思いが空回ったかミスがでて0対2と離される。第3ゲームは安宰賢が思いきった攻撃でゲームを支配し先にゲームポイントを握るが、王曼昱のコースを突いた攻撃で安宰賢が攻めさせてもらえずに韓国ペアは0対3。第4ゲームを取り返すも、第5ゲームは再び韓国ペアに不利な組み合わせ。金智淏は最後まで薛飛のボールに十分に対応できずに韓国ペアの2年連続優勝(昨年は趙勝敏/金智淏)はならなかった。
薛飛は2015年フランス大会でも陳可と組んで優勝しており、これが2度目のタイトル。男子団体、女子団体に続いてタイトルを取り戻しに今大会に来た中国が順調に3つ目の金メダルを獲得した。
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