12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。女子ダブルスの準決勝では日本の早田/伊藤ペアが杜凱琹/李皓晴(香港)を破り、決勝へと駒を進めた。
<女子ダブルス準決勝>
陳夢/朱雨玲(中国) 12,4,9,8 橋本/佐藤(日本)
早田/伊藤(日本) -8,6,-9,10,9,14 杜凱琹/李皓晴(香港)
早田/伊藤は今年の世界卓球でも対戦した杜凱琹/李皓晴と再戦。第1ゲームは「相手ペアの出足がよくうまくプレーしてきていた」というようにスタートで香港ペアがリード。先制点を奪われる形となった。奇数ゲームの回りでは香港ペアがラリーの主導権を握るケースが目立ち、ゲームを先行される形が続いた日本ペアだが。2対2で迎えた第5ゲームは伊藤が前陣でチャンスメイクをして、早田が強打を決めるという持ち味を発揮して大事なゲームを奪った。続く第6ゲームも接戦となったが、競った場面でもお互いに連係を確認するなど、最後まで冷静なプレーを見せて勝利。決勝へと駒を進めた。「先制点を取られてもナーバスにならず、弱気にならずプレーできたと思う」と語ったように自分たちのプレーを貫いて勝利を収めた。
陳夢/朱雨玲(中国)と対戦した橋本/佐藤は、第1ゲームで接戦に持ち込むもゲームを奪うことができずに敗戦。「第1ゲームはジュースで1本リードしたときに私がチャンスボールをミスしたのですが、そのときは打ち急いだり、大事にいきすぎたりしてしまった。向こうはジュースの戦い方を知っているというか、冷静だったのでそこが違いだと思う」と佐藤が語ったように勝負どころで日本ペアの逆を突く攻撃などうまさを見せた中国ペアを崩すには至らなかった。また、橋本は「1ゲーム取れそうだったが、最後の1本欲しいところで自分たちのプレーが決まらない、うまくプレーさせてもらえないという形が続いたのでより対策を練らなければいけない」と、中国選手との対戦に向けての課題を挙げた。
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