男子シングルス準決勝では樊振東(中国)がボル(ドイツ)をゲームカウント4対2で破り、3大会連続の決勝進出を決めた。
粘るボルを振り切って決勝進出を決めた樊振東
ボルは樊振東に食らいつくも逆転勝利ならず
<男子シングルス準々決勝>
樊振東(中国) 6,4,-8,8,-9,7 ボル(ドイツ)
2015年のワールドツアー・中国オープン以来となる両者の一戦は樊振東が2ゲームを連取する形で幕を開けた。ボルは台上でのプレーに甘さが出るなど序盤はエンジンがなかなかかからない苦しい展開となった。しかし、第3ゲームから徐々にボルが試合の流れをつかみ出す。持ち味の回転量の多いループドライブから連打をたたきこむなど、ボルらしいプレーで1ゲームを奪取。ゲームカウント1対3で迎えた第5ゲームは中盤までリードを許したもののループドライブからの展開でラリーを優位に進めて逆転勝ち。一方の樊振東は、リードをしながらも決めきれず、表情にもいら立ちが見えた。このまま一気に流れをつかみたいボルだったが、第5ゲーム後、ベンチの王皓に檄を飛ばされた樊振東がスタートから厳しいプレーの連続でリードを広げる。チキータからラリーに持ち込み、ボルの両サイドを厳しく突く攻撃で得点を重ねた樊振東。最後は11-7でゲームを奪い、決勝へと駒を進めた。
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