女子ダブルスは決勝が行われ、早田/伊藤(日本生命/スターツSC)が梅村/塩見(四天王寺高)をゲームカウント3対1で破り、初優勝を果たした。
早田/伊藤(日本生命/スターツSC) -5,7,9,5 梅村/塩見(四天王寺高)
世界卓球2017デュッセルドルフで銅メダルを獲得、グランドファイナルでの決勝進出など、世界で活躍する早田/伊藤が全日本の頂点をつかんだ。
決勝はバック面に異質ラバーを貼る梅村とフォア面に表ラバーを貼る塩見と対戦。異質型の選手を相手に序盤はボールのタイミングが合わずに苦しんだ早田/伊藤。特に梅村のバック面の異質ラバーでのバックハンドに伊藤のミスが見られ、5-11で落とした。
1ゲームを先制される嫌な展開となったが、第2ゲームは早田が打球点を落としてドライブから好機をつくり、伊藤が決める形で11-7と、ゲームを取り返した。
第3ゲームは再び伊藤が梅村のボールを受ける回りになったが、ここでは伊藤がきっちりと対応して先にゲームポイントを握った。ここから梅村/塩見の反撃を受けたが、11-9でゲームを連取。勝負の分かれ目となる重要なゲームを奪って優勝に王手をかけた。
第4ゲームでは序盤で3-0とリードしたところで四天王寺ペアがタイムアウト。その後、3-3と追いつかれたが、ここから伊藤が覚醒。早田のサービスから2本連続でフォアハンド強打を決めるなど、四天王寺ペアを一気に突き放して勝利。国際大会で多くの実績を積んできた早田/伊藤が全日本を勝ち上がり、見事初優勝を飾った。
詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://www.japantabletennis.com/zennihon2018
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