女子団体準々決勝は、韓国と北朝鮮がメダルを賭けて試合をするはずだったが、統一チームを結成するという驚きの展開になった。
韓国と北朝鮮が統一チームを結成
女子団体において、韓国と北朝鮮による統一チーム「コリア」の結成が発表された。
南北統一チームの結成により、本日5月3日の10:00(日本時間17:00)から行われる韓国対北朝鮮による準々決勝は実施されないことになった。
これにより、コリアが銅メダル以上を確定。本日13:00(日本時間20:00)から行われる日本対ウクライナの勝者と明日5月4日に準決勝を行う。
コリアと当たる可能性がある日本の星野一朗専務理事は「卓球はこれまでにも世界平和に貢献してきた歴史がある。平和に貢献するという意味で、今回の南北統一チーム『コリア』についても日本卓球協会としては歓迎したい。そのことは選手たちにも伝えた。まずは、今日のウクライナ戦に勝たなければならないが、対戦する可能性があるので選手5人のリストは早めに決めてほしいとITTFには申し出ている」と語った。
卓レポ.comツイッター:https://www.twitter.com/takurepo/
ITTF(国際卓球連盟):https://www.ittf.com
LIEBHERR WORLD TABLE TENNIS CHAMPIONSHIPS 2018:https://wttc2018halmstad.com
(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)