女子団体決勝は貝塚第二(大阪)対四天王寺(大阪)の大阪対決となったが、四天王寺が王者の貫禄を見せてストレート勝ちで連覇を決めた。
●四天王寺(大阪) 3-0 貝塚第二(大阪)
〇菅澤 5,6,-4,14 赤江
〇大藤 12,5,6 由本
〇萩井/竹山 7,4,3 阿久根/司
横井 ー 村上
中森 ー 東川
〇大藤 12,5,6 由本
〇萩井/竹山 7,4,3 阿久根/司
横井 ー 村上
中森 ー 東川
連覇を決めた四天王寺、観客席の応援団に笑顔で一礼
トップでエースの菅澤が赤江の追撃を振り切った
大藤も手堅く1勝を挙げて四天王寺が王手
萩井(右)/竹山は鍛え抜かれた連係でストレート勝ち
四天王寺は無失点で連覇を決めた
女子団体は優勝候補の呼び声が最も高かった四天王寺が予選リーグから決勝まで無失点という驚くべき強さで連覇を決めた。王者四天王寺への挑戦権を獲得したのは、奇しくも同じ大阪代表の貝塚第二となった。ジュニアアシスト卓球アカデミーの選手たちで構成されたメンバーは実力者ぞろいだ。
しかし、四天王寺の壁は高かった。トップで高いサービス力に打球点の早い両ハンドの菅澤、2番でダイナミックで決定力の高い両ハンドドライブの大藤で一気に引き離しにかかった四天王寺に、貝塚第二は準決勝でも前半で得点を挙げた赤江、由本が挑んだが、ラリーでの安定感で優る四天王寺勢が2得点を挙げて連覇に王手をかけた。
四天王寺は要のダブルスでも実力を発揮。萩井/竹山は阿久根/司の攻撃力の高いペアを厳しいコース取りと高い連係力でストレートで退け優勝を決めた。
しかし、1年生、2年生が5人いる貝塚第二は来年も優勝を狙える学校の一つとして活躍が期待される。
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第49回全国中学校卓球大会/広島大会:http://zenchu-hiroshima-takkyu.jp/
(写真/文=佐藤孝弘)