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全国ホープス卓球大会 女子団体は石田卓球クラブが二年ぶり3度目のV

8月14~16日まで、第37回全国ホープス卓球大会が、山梨県甲府市小瀬スポーツ公園体育館で開催され、女子団体は石田卓球クラブ(福岡)が優勝した。

【女子団体優勝】石田卓球クラブ(福岡)

速さと威力を兼ね備えた青木は優勝に大きく貢献

決勝2番で値千金の勝利を挙げた大野

奇想天外なプレーをする小塩(右)も勝ち星を重ねた

 ホープス2位の青木、同3位の小塩ら強力な布陣を揃えた石田卓球クラブ(福岡)が、二年ぶりとなる3回目の優勝を果たした。
 T.Cマルカワ(岡山)との優勝候補同士の争いになった決勝は、トップで青木がT.Cマルカワのエース・面手を破り、先制。2番は大野が実力者の高森をゲームオールの大接戦の末に下して流れをつくると、大野と小塩のダブルスがゲームオールで勝利し、見事なストレート勝ちで優勝を決めた。

●石田卓球クラブ・松井清美監督のコメント
「マルカワさんが前半勝負のオーダーを組んで来て、うちはラストに小塩が控えているので、そこまでしっかり回そうと子供たちに話をして決勝に挑みました。結果として、エースの青木が向こうのエースの面手さんに勝ってくれたことと、2番の大野が金星挙げて勝ってくれたことが優勝につながったんじゃないかなと思います。
 正直、小学生の試合は何が起こるか分からないので、一戦一戦しっかりやろうということだけを子供たちに伝えてやってきたことと、一番はマルカワさんに勝って優勝したいという思いがあったので、そこに勝てて優勝できたことは嬉しいですし、ありがたいなと思います」

【女子団体2位】T.Cマルカワ(岡山)

順当に決勝へ勝ち進んだT.Cマルカワ

エースの面手(右)と近藤のダブルスで勝負をかけたが実らず

パワフルな攻撃が魅力の高森

 2位のT.Cマルカワ(岡山)は、ホープス3位の面手を軸に勝ち上がった。決勝では、エースの面手をダブルスに起用する奇策で優勝を狙ったが、石田卓球クラブの層の厚さの前に涙を呑んだ。

【女子団体3位】富久山卓球クラブA(福島)、MIHOTAKU(静岡)

富久山卓球クラブAは、1回戦で新発田ジュニアを下して勢いに乗った

エースの山内は裏面打法が光る

元気いっぱいのプレーで大会を盛り上げたMIHOTAKU

準々決勝のラストで競り勝った川原

 3位には、決勝トーナメント1回戦で強豪の新発田ジュニア(新潟)に競り勝った富久山卓球クラブA(福島)と、準々決勝で神山TTC(青森)との接戦を物にしたMIHOTAKU(静岡)が入った。


詳しい記録はこちらから
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp/tournament/tabid/122/rptid/571/Default.aspx

(取材=猪瀬健治)

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