世界ジュニア卓球選手権タイ大会が、コラート(タイ)のターミナル21で11月24日より開幕した。大会最終日は各種目準決勝、決勝が行われる。女子ダブルスは木原/長﨑の日本ペアが蒯曼/石洵瑶の中国ペアを破り、長﨑はシングルスと合わせて二冠、木原は混合ダブルスと合わせて二冠を手にした。
<女子ダブルス決勝>
木原/長﨑(日本) 5,6,10 蒯曼/石洵瑶(中国)
混合ダブルスでもタイトルを取った木原の活躍がここでも光った。コースが決まったダブルスでも利く巻き込みサービスはゲームの中盤、終盤でもエースを取るほど。レシーブでも多彩な技術を駆使し、チャンスメークで決定力のある長﨑をアシストした。終始後手に回った中国ペアは流れを呼び寄せることなく、ストレートで完敗。
日本は個人戦で3つのタイトルを獲得。いずれも初タイトルだけに、長年の成果がここにきて一気に開花したということができるだろう。とはいえ、中国に男子なら樊振東、女子なら王曼昱や孫穎莎などずば抜けたタレントが不在であることも事実。この世代がそのままシニアにスライドしていくならば、近い将来の日本には多いにチャンスがあるということになる。楽観はできないが、新しい時代が始まりつつあることは間違いない。
卓レポ.comでは随時、ツイッターとこちらの大会報道で情報をアップしていきますのでお楽しみに!
卓レポツイッター:https://twitter.com/takurepo/
詳細な記録等は下記リンクでご確認ください。
大会公式サイト(英語):https://www.wjttc2019.com/
公益財団法人 日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
国際卓球連盟(ITTF):https://www.ittf.com/tournament/5057/2019/world-junior-table-tennis-championships/