全日本卓球では連敗していたライバルの吉田雅己(木下グループ)を破り、7年ぶりに表彰台に帰ってきた丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)。戸上隼輔(明治大)とは全日本で2年ぶりの対戦となったが、リベンジはならなかった。その胸中はいかに。
-2年前にも戸上選手とは対戦していますが、再戦を終えて今の気持ちは?
3ゲーム目で5ー1でリードしていて、9ー11でそのゲームを落としてしまいました。あとの3ゲームは点数的にも結構離されてしまったので、力負けだと思います。
-今大会は壁を一つ越えて表彰台に上ることができましたが、大会全体の印象は?
久しぶりの表彰台ということで、ある程度満足はしています。ただ、今日の試合は、相手ももちろんよかったんですが、自分のミスが多くて、もう少し皆さんの前でいいプレーを見せたかったというのはあります。
-昨日(1/29)は今大会で一番いいプレーができたと話されていましたが、今日(大会最終日1/30)は、準決勝という舞台で昨日との違いはあったのでしょうか?
舞台の違いはありません。相手が強くなればなるほど、僕もプレッシャーはかかりますし、特に相手が何かしてきたというわけではありませんが、僕がつないだら相手に強く打たれるというプレッシャーは常にありましたし、相手のいい攻めも安定して入ってきたので、自分としては苦しい内容になりました。
-世界卓球から少し時間が経って、再出発されたと思いますが、今の気持ちは?
まずはこの全日本を頑張って、Ⅰ週間後からTリーグが10試合ほど続くので、今、T.T彩たまは3位ですが、頑張ればファイナルに進出できるので、そのために頑張ろうという気持ちと、コロナの感染者が増えている中で、僕の対戦した選手も感染しているということで、僕も気をつけて、まずはTリーグのコートに立てるように調整に努めていきたいと思います。
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