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世界卓球2022成都 日本女子、予選リーグ全勝で第2シードを獲得

 第56回世界卓球選手権団体戦が、中国の成都で9月30〜10月9日にかけて開催される。2020年に開催が予定されていた釜山大会がコロナ禍の影響で、3度の延期の末、中止となったため、世界卓球の団体戦は2018年のハルムスタッド大会以来、4年ぶりの開催となる。
 競技5日目の10月4日は、女子団体予選グループリーグが終了。日本はウズベキスタンをストレートで退け、予選グループリーグ1位通過で決勝トーナメントの第2シードを獲得した。

格下のウズベキスタンを圧倒し、予選リーグ首位通過

初戦のスロバキア戦以来の起用となった木原がトップで圧勝

早田はカット主戦型のハジエワを強打で退けた

長﨑もカット主戦型のエルケバエワに対して、厳しいコースを突いて完勝

プエルトリコが中国のいるグループ1の2位を獲得

フランスはパバドが2得点でブラジルを撃破(写真提供=ITTF/WTT)

<女子グループ1>
中国 3-0 マレーシア
プエルトリコ 3-2 アメリカ

<女子グループ2>
日本 3-0 ウズベキスタン
ハンガリー 3-0 ポーランド

<女子グループ3>
香港 3-0 南アフリカ
フランス 3-2 ブラジル

<女子グループ4>
韓国 3-0 イラン
タイ 3-1 シンガポール

▼女子団体予選グループ第4戦
 日本 3-0 ウズベキスタン
○木原 5,3,5 マグジエワ
○早田 7,4,4 ハジエワ
○長﨑 2,8,5 エルケバエワ

 日本は、グループリーグ最終の第4戦でウズベキスタンと対戦。地力で大きく上回る日本は、伊藤を控えに回し、木原、早田、長﨑という布陣で臨んだ。
 初戦のスロバキア戦以来、2戦目となる木原は格の違いを見せつけるような内容で圧倒。早田も、ハジエワのカットに対して、つなぐボールと決めるボールを的確に使い分けてストレート勝ち。長﨑もカット主戦型のエルケバエワに対して、厳しいコースに決める両ハンドドライブで優位に立ち、危なげなく3対0とし、日本が予選グループリーグ全勝で1位通過を決めた。
 この他、A.ディアスを擁するプエルトリコがアメリカに競り勝って、グループ1の2位通過となった。また、予選通過をかけたフランス対ブラジルは、フランスのエースのパバドが2点を挙げる活躍で、フランスが勝利した。



(まとめ=卓球レポート)

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