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2024年全日本卓球 
ジュニア女子の見どころガイド

 
 いよいよ2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)が1月22日より東京体育館で開幕する。
 伝統と権威ある全日本卓球選手権大会(以下、全日本)は日本の卓球選手ならば誰もが目標にする大会であり、その中でもジュニアの部は、将来の日本代表への試金石となるトーナメントだ。
 開幕に先駆けて、ジュニア女子の注目選手と見どころを紹介しよう。
※ジュニア女子の組み合わせはこちら(日本卓球協会特設サイト内)


昨年優勝で第1シードの張本が連覇を目指す
小塩、青木、竹谷らの勝ち上がりも注目

 ジュニア女子は昨年優勝で第1シードの張本美和(木下アカデミー)が大本命になる。シニアのトップ選手たちとも互角以上に渡り合い、世界ランキングも15位(2024年第3週の世界ランキング)とジュニアの枠を大きく踏み越えている張本が連覇を果たす可能性は高い。
 とはいえ勝負に絶対はない。
 張本を追う1番手は、昨年2位で第2シードの小塩悠菜(星槎中)だ。小塩はフォア面に表ソフトラバー、バック面に裏ソフトラバーを貼るペンホルダーで、独特のグリップから繰り出す技の数々は実に個性的で独創性に富んでいる。昨年の12月にスロベニアで行われた世界ユースでは、U15で世界の強豪を抑えて優勝するなど、張本同様、目覚ましい成長を続けている。昨年の張本との決勝でも第1ゲームを先制する健闘を見せており、張本との再戦がかなえばハイレベルな試合になりそうだ。
 高校勢ではインターハイ優勝の青木咲智(四天王寺高)、2位の栗山優菜(桜丘高)、3位の上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)、一昨年の全中王者でインターハイベスト8の面手凛(山陽学園高)ら、インターハイで活躍した選手たちの勝ち上がりも注目だ。
 また、全中優勝竹谷美涼(貝塚第二中)、2位の牧野美玲(木下アカデミー)、3位の大野紗蘭(石田卓球N+)、ベスト8の髙森愛央(ミキハウスJSC)、全日本カデット14歳以下女子シングルス優勝吉田璃乃(明徳義塾中・高)、同13歳以下女子シングルス優勝の花沢夏琳(星槎中)ら将来有望な中学生の勝ち上がりにも期待したい。
 そのほか、カブ優勝でTリーグでもプレーする松島美空(京都カグヤライズ)は張本のシード下に入った。10歳の松島が張本まで勝ち上がるか注目だ。

ジュニア離れした力で連覇を目指す張本

小塩は独特のグリップから繰り出す速攻で張本越えなるか

インターハイ優勝の青木は威力のあるフォアハンドで上位を目指す

勝ち上がりが期待される全中優勝の竹谷

カブ優勝の松島は張本まで勝ち上がれるか


(まとめ=卓球レポート)

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