第58回世界卓球選手権団体戦が、韓国の釜山で2月16〜25日にかけて開催される。
大会7日目の2月23日(金)は女子団体準決勝が行われ、中国がフランスを3対0のストレートで下して決勝進出を果たした。
▼女子団体準決勝
中国 3-0 フランス
○孫穎莎 3(5,8,12)0 パバド
○陳夢 3(6,-10,8,4)1 ユアン・ジアナン
○王芸迪 3(5,14,2)0 Ch.ルッツ
孫穎莎 - ユアン・ジアナン
陳夢 - パバド
1番の孫穎莎対パバドは、地力の差を見せた孫穎莎がストレート勝利で中国が先制。昨日のドイツ戦ラストで決勝点を挙げた左腕のパバドも、威力のあるサービスからの3球目と思い切った両ハンドで第3ゲームはジュースまで迫ったが、ゲームを奪うまでには至らなかった。
2番は、フォア面に表ソフトラバーを貼るフランスエースのユアン・ジアナンが、精度の高いバックハンドとフォアハンドスマッシュで陳夢から1ゲームを奪う健闘を見せるも、陳夢が力強い両ハンドでユアン・ジアナンの速攻を打ち返し、中国が王手。
続く3番も、王芸迪がバックハンドで畳み掛けて強打のCh.ルッツをストレートで退け、中国の決勝進出を決めた。
この勝利で中国は、なんと26大会連続で決勝進出。1971年名古屋大会から欠かさずに決勝まで勝ち上がっているというのだから、偉業というほかない。
一方、中国には力負けも1991年千葉大会以来のメダルを獲得し、十分な結果を出したフランス。夏のパリオリンピックに向けて自信と収穫を得た大会となったに違いない。
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(まとめ=卓球レポート)