12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。10時から行われた女子シングルスには日本の3選手が出場し、石川佳純(全農)が1回戦突破を果たした。一方、佐藤瞳(ミキハウス)、石垣優香(日本生命)のカット主戦型の2選手は敗退となった。
<女子シングルス1回戦>
朱雨玲(中国) 3,6,5,3 佐藤瞳(ミキハウス)
石川佳純(全農)-8,-2,9,4,8,-6,5 徐孝元(韓国)
丁寧(中国) 12,7,5,6 李皓晴(香港)
帖雅娜(香港) -9,-7,10,6,-6,7,4 石垣優香(日本生命)
石川は徐孝元(韓国)と対戦。第1、第2ゲームは徐孝元のサービスに苦しみ、リードを許したが、第3ゲーム以降はサービスに慣れ始めると、徐孝元のカットに対しても両コースを突いた攻撃で得点を重ねて3ゲームを連取した。第6ゲームは落としたものの、最終ゲームは再びリードを奪う展開が続いて勝利を収めた。
カット主戦型の佐藤は朱雨玲(中国)と対戦。前後左右と卓球台を広く使った朱雨玲のカット打ちに対して、積極的に攻撃を織り交ぜていった佐藤だが、朱雨玲のコースを的確に突いたドライブとツッツキに苦しみ、0対4で敗戦を喫した。
石垣は変化をつけたカットに加えて、積極的な両ハンド攻撃で得点を重ねてリードを奪ったが、帖雅娜(香港)の粘りの前に惜しくも敗戦。最終ゲームは必死のプレーを見せたが、ツッツキとドライブでラリーを組み立てる帖雅娜を崩すことができなかった。
このほか、リオデジャネイロオリンピック金メダリストの丁寧(中国)は李皓晴に4対0で勝利し、次ラウンド進出を果たした。
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