女子シングルス準々決勝第2試合では石川佳純(日本)が顧玉婷(中国)と対戦するもゲームカウント2対4で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
<女子シングルス準々決勝>
顧玉婷(中国) -6,9,8,6,-6,4 石川佳純(日本)
石川は顧玉婷とスウェーデンオープンでも対戦しており、そのときは4対3で勝利を収めている。この試合では第1ゲームでミドルを中心に攻める顧玉婷にしっかりと対応。バック対バックの展開で打ち勝ち、先制点を挙げた。第2ゲームは終盤まで接戦となったが、「9-9のサービスからの展開のときに気持ちの部分で守りに入ってしまった」というとおり、勝負どころで決定打を打つことができずゲームを落とした。これで流れが相手に傾いてしまったか、第3、第4ゲームは顧玉婷の思い切りの良いフォアハンド強打を止めきれずゲームを連取された。第5ゲームは取り返したものの最後まで顧玉婷にラリーの主導権を握られる展開が続き、ベスト4進出とはならなかった。
試合後、石川は「第1ゲームは相手からのミドルへの攻めを予想してしっかりと対応することができたが、それ以降は少し受け身になってしまった。私が競った場面で守りに入ってしまったのに対して相手が思い切りプレーしてきました。前回の対戦で勝っているということもあり、『勝ちたい』という気持ちが出て、リスクを背負ってプレーするケースが少なくなってしまった。また、相手に試合の中で変化をつけられたときの対応ができなかったので、今後はそうした部分を改善していきたい」と語った。
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