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1949
5枚合板のP1号を発売
株式会社タマスを設立する前年のタマス運動具店時代に、5枚合板のP1号を発売。グリップは注文により皮巻き仕上げ、ナイロン巻き仕上げをしていた。 -
檜単板ラケットを発売
株式会社タマスを創立し間もない頃、片面特号、片面1号、片面2号、片面3号という高級檜材の単板ラケットを発売。グリップに使用するコルクの種類により特号、1号、2号、3号と分けていた。 -
1953
プラスチックグリップを開発
檜単板ラケットにプラスチックのグリップを付けたL片特号、L片1号を発売。従来の常識を無自覚に踏襲しては進歩がないと考えて開発したものだった -
1954
3枚合板のM1号と
漆塗りのジャパンラケット
3枚合板のM1号(写真)を発売。また、檜単板ラケットを高級漆塗り加工したジャパンラケットを発売した。漆塗りによって硬度を均等化し、防湿と美観を添えるべく開発した。 -
1956
特選ラケットを発売
檜単板の中でも特別選別材のラケットを特選ラケットとして発売。18匁(約67.5g)から22匁(約82.5g)までを標準として、好みの重量を選ぶことができた。グリップには標準型、細柄、太柄の3種類があった。 -
1957
パール号、ダイヤモンド号を発売
7枚合板のパール号、9枚合板のダイヤモンド号を発売。どちらも最高級檜材のみを使い、美しいラッカー仕上げと総天然コルク仕上げの2種類があった。また、最高級檜材3枚合板のラケット(総天然コルク仕上げ)も発売した。 -
1959
トパーズ号を発売
3枚合板のトパーズ号を発売。最高級檜材のみを使い、美しいラッカー仕上げと総天然コルク仕上げの2種類があった。グリップは標準型、細柄、太柄の3種類があった。 -
1961
グリップの高さ19ミリの
ハイ・ファイシリーズを発売
グリップが長め(ロンググリップ)で高さが19ミリあるハイ・ファイ(High fidelity)シリーズとして、檜単板のビューティー-1900、檜材3枚合板のドリーム-1900、檜材5枚合板のユナイト-1900を発売した。ユナイト-1900は後にユナイティー-1900と名を変更した。 -
1963
パール-1900、ダイヤモンド-1900を発売
グリップが長め(ロンググリップ)で高さが19ミリの1900シリーズに、檜材7枚合板のパール-1900と檜材9枚合板のダイヤモンド-1900を追加した。 -
中国式ラケットを発売
当時、中国の一流選手が愛用していたグリップが短くブレード面が丸型の中国式ラケット(5枚合板)を発売した。写真右は当時発売されていたパッケージ入りの製品。 -
1964
ショートグリップの
日中号-5、フロンティア-8を発売
日本式グリップと中国式丸形ブレードの長所を取り入れた日中号-5(ファイブ)を発売。檜5枚合板でグリップは8cmだった。フロンティア-8(エイト)は「角形ラケットで速攻」という新境地を開拓したい選手のために開発した檜単板ラケット。角形の中ではグリップが短め(8cm)で、ブレードの厚みには標準(前陣速攻用)と厚め(強打用)の2種類があった。 -
1966
日中号-デラックス、フロンティア-デラックスを発売
1964年に発売した日中号-5、フロンティア-8の高級モデルとして、最高級の檜材を使用した日中号-デラックス、フロンティア-デラックスを発売。 -
1968
流線型ショートグリップの
閃光-1と閃光-5を発売
流線型のショートグリップ(ファストバック)を開発し、檜単板角形の閃光-1(ユニーク)、檜5枚合板丸形の閃光-5(ファイブ)として発売した。ショートグリップの難点だったバランスの問題を、グリップの後端に比重の大きい高級輸入材を使うことで解決。ロンググリップと同様のバランスに仕上げた。閃光-1は発売後29年ラインアップのロングセラーとなった。 -
1969
スタンダードグリップの
スーパーシリーズを発売
スタンダードグリップのスーパーシリーズを発売。サファイア・スーパーは中板に桐材を用いた丸型の3枚合板、サークル・スーパーは丸型の檜単板、ビューティー・スーパーは角型の檜単板だった。 -
1970
スーパーシリーズを拡大
スタンダードグリップのスーパーシリーズに、檜3枚合板角型のスーパー3、檜5枚合板角型のスーパー5、檜7枚合板丸型のスーパー7、檜9枚合板角型のスーパー9を追加。檜単板丸型のサークル8も発売した -
1972
Newスーパーシリーズ7品番を発売
スーパーシリーズの好評を受け、裏面を半円コルク、色塗りにしたNewスーパーシリーズを発売。檜単板角型のNewビューティー・スーパー、檜単板丸型のNewサークル・スーパー、中板が桐材の3枚合板のNewサファイア・スーパー、檜材合板のNewスーパー3、Newスーパー5、Newスーパー7、Newスーパー9と7品番を同時発売した。 -
1974
打球感のよさを追求した
'74シリーズを発売
目隠し試打で、檜単板と打球感に差が出なかったという「74型New合板」のシリーズを開発。NEWスーパー3 '74、NEWスーパー5 '74、閃光5 '74、日中号DX(デラックス)'74,日中号5 '74の5品番を発売した。 -
1975
閃光Zを発売
流線型ショートグリップで好評を博す閃光シリーズに、裏面が白木の閃光Z(ゼット)を追加。1975年当時の価格は、裏面が半円コルク&色塗りの閃光-1と閃光5 '74が3,400円、裏面が白木の閃光Zが2,400円だった。 -
1976
檜単板の定番サイプレスが登場
厳選された木曽檜の柾目(まさめ)から得られる独特の打球感に加え、一流選手の打法分析から生まれた効率的な形状、手になじみやすいグリップを備えたサイプレス(S=角形、R=丸形)が登場。2014年まで続くロングセラーとなる。また、世界中の150種類から厳選した木材が美しい層をなす5枚合板のレイヤー(S、R)も発売した。 -
1977
反転式グリップのローターが登場
ペンラケットの両面に異種のラバーを貼った戦型が新しい波を起こしつつあった当時、この戦型を目指す選手たちの要望に応えて、反転しやすいグリップ形状を採用した3枚合板のラケットを製作した。
※記述は2020年12月19日現在のものです
※ここに掲載した製品は日本国内で発売したものです -