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1978
特殊素材TAMCA5000が登場
航空宇宙工学から生まれた炭素繊維を卓球用具に応用すべく研究を重ね、軽く強く、高反発なカーボン(TAMCA5000)を開発。シェークハンドラケットと同時にペンホルダー角型(TAMCA5000PS)、丸型(TAMCA5000PR)を発売した。 -
1979
TAMCA5000の中国式と
閃光S、閃光Rを発売
TAMCA500シリーズの中国式ペン(TAMCA5000PC)を発売。また、ファストバックグリップの閃光S(スクエア)、閃光R(ラウンド)を発売。閃光S、閃光Rの打球感はNewビューティー・スーパー、Newサークル・スーパーの打球感を受け継ぐものだった。 -
1980
レピアなど3種のカーボンラケットと
閃光シリーズ、日中号スーパーを発売
ドライブ主戦用のレピア、異質反転用のパラドックス、前陣速攻用のレパルスと3種のカーボンラケットを発売。檜単板の閃光シリーズにショートグリップの閃光8、閃光9、ロンググリップの閃光10、閃光DXを追加した。また、丸型ブレードに流線型ファストバックグリップの速攻用ラケット、日中号スーパーを発売。日中号スーパーは30年のロングヒットとなった。 -
1981
閃光-6、閃光-7、ロフリック-Sを発売
檜単板の閃光シリーズに新型ロンググリップの閃光-6と閃光-7を追加。5枚合板角型のロフリック-Sは前陣でプレーする選手のために開発した。 -
1982
カーボンラケットの
イオラス、アイオライトを発売
角型のドライブ選手用イオラス、丸型の速攻選手用アイオライトと2種のカーボンラケットを発売。厚いラバーを貼ってプレーできる薄型のトワラ、薄いラバーを貼ったプレーに向く厚めのローターⅡと2種の反転ラケットも発売した。表ソフトラバーを貼ることを想定し開発した5枚合板のペリグリン、前年発売のロフリック-Sに続いて丸型のロフリック-Rもラインアップした。 -
1983
トワラ-S、ローターⅡ-Sを発売
反転用ラケットのラインアップにトワラ-SとローターⅡ-Sを追加。前年発売のトワラとローターⅡは丸形で、1983年発売のトワラ-SとローターⅡ-Sは角形だった。 -
1984
軽いカーボンラケットの
サフィーラ-Rを発売
カーボンラケットのサフィーラ-Rを発売。両面に厚いラバーを貼っても振り切れるよう軽量に設計した反転用ラケットだった。 -
1985
レンダー、リパーム、コーピアスを発売
レンダーは伝統的なロンググリップの檜単板角型ラケット。リパームは5枚合板の丸型ラケットで、手の小さいホープス選手用に開発したものだった。コーピアスは軽量ながら弾みのよい速攻選手用丸型ラケット。 -
1986
カーボンのプレビス、チャイニーズ
5枚合板のブリスカ、中国式-Lを発売
角型でロンググリップのプレビス、中国式ペンのチャイニーズと2種類のカーボンラケットを発売。軽くて弾みのよい5枚合板のブリスカ(S、R)、スイングスピードと操作性を追求した中国式-Lも発売した。 -
1988
「最速の合板ラケット」
テンパーを発売
当時のバタフライの合板ラケットの中で最もスピードが出るラケットとしてテンパーを発売。ドライブ選手用の角型(S)と速攻選手用の丸型(R)をラインアップした。 -
1989
桂単板のカツラ-Dと
合板のラリア、ニュートリノを発売
カツラ-Dは檜よりも比重の大きい桂材を用いた単板ラケット。パワードライブに威力を発揮すべく開発した。ラリア(S、R)はバタフライの合板ペンの中で最も厚く、威力を求める選手向けの5枚合板ラケット。ニュートリノ(S、R)は檜3枚合板で打球感のよさとスピードに優れたラケットだった。 -
1990
2種のカーボンラケット
テクトニック、エクローグを発売
カーボンペンの中で最速のモデルとして開発したテクトニックとエクローグを発売。テクトニックは5枚合板の角型、エクローグは5枚合板の丸形だった。 -
1991
カプリコーン、タロップ、コンビンサーを発売
3枚合板+カーボン繊維2枚のカプリコーンを発売。威力のあるドライブを打ちたい選手向けに開発した厚いラケットだった。このほか、弾みのよさと使いやすさを両立した5枚合板のタロップ(S、R)、バランスのよさを追求したコンビンサーを発売した。 -
1992
アリレート搭載の
オリンキー、ベシームを発売
「スーパー・エラスティック(=弾力のある、しなやかな)」のコンセプトで開発した特殊素材アリレートを搭載した2種のラケットを発売。厚い角型のオリンキーはドライブ選手用、軽量で角丸型のベシームは速攻選手用だった。5枚合板のプローパ(S、R)も発売。なお、ブレード形状に関して、ベシームから「角丸型」という呼び方を使用するようになった。 -
1993
シタール、クラベス、セルベスを発売
シタールは重量感のあるドライブを可能にする7枚合板。クラベス(S、R)は前陣でドライブがかけやすく、ブロックもしやすい5枚合板。セルベスはアリレートを搭載した反転用ラケット。このほか、閃光-10をリニューアル発売した。1980年発売の閃光10と比べ、裏面を総コルクから半円コルクにするなどの変更を加えた。 -
1994
アリレート カーボンの
ペンラケットが登場
カーボンとアリレートを交織したアリレート カーボンを搭載した最初のペンホルダーラケット、エクストールとアスピーテを発売。エクストールは角形、アスピーテは角丸型だった。このほか、軽量な反転用ラケットのラプータ、中国式でハードな打球感のシャマダを発売した。 -
1995
アリレート カーボンの中国式
タクシームを発売
アリレート カーボンの中国式ラケット、タクシームを発売。威力と安定性を兼ね備えた中国式ペンラケットとして好評を博した。ドライブ選手用の檜単板角型ラケット、閃光-A(エース)も発売した。 -
1996
グリップ後部がフラットな反転ペン
ラプータ・フラットを発売
グリップ後部がフラットな反転用ペンのラプータ・フラット(S、R)を発売。檜単板ラケットでは、厚さ9.5mmの閃光・スーパー95(S、R)、ビギナーやレディースのために開発した閃光-J(ジョイ)を発売。このほか、初心者用のフレーバー(S、R)、中国式のチャイニーズ・リアルを発売した。 -
1997
アリレート カーボンの
ラケット2種類を追加
アリレート カーボンを搭載した速攻用のアイビス-R、反転用のパラドックス-Rをラインアップに追加。5枚合板丸形の速攻用ラケット、リパーム-Rも発売した。 -
1998
アコニットを発売
アリレート カーボン+3枚合板のアコニット(S、R)を発売。檜単板の金擇洙と閃光・セレクト-S、合板ペンで最も厚いレイヤー・スピード(S、R)、檜と南洋材で構成したヒノキ・ペン・ウィナー(S、R)、5枚合板のプレビス・ファースト(S、R)とプレビス・ライト(S、R)、弾みを抑えた反転式のドライブキラーRも発売した。 -
1999
TAMCA5000のイオラスを発売
裏面打法用のバックフェイスや
新開発のJCグリップが登場
「稲妻のような快速連打カーボン」のキャッチコピーでTAMCA5000のイオラス(S、R)を発売。裏面打法のために開発したバックフェイスはツインアタック型と呼ばれ、親指を添えて打球角度を安定させられる部分のあるブレードが特徴だった。このほか、新開発のJCグリップを採用した檜単板の閃光−JC、7枚合板で中国式ラケットのCN7、JCグリップのCN7-JCを発売した。 -
2000
グリップが初めから削られた
ナジームシリーズを発売
グリップの指の当たる部分が滑らかに削られている檜単板の閃光・ナジーム(S、R)と5枚合板のGP・ナジーム(S、R)が誕生。このほか、台上プレーがやりやすいラナップ(S、R)、檜5枚合板のヒノキ・ペン・ニュートリノ(S、R)、上板に檜を用いた5枚合板のヒノキ・ペン・コーピアス-R、グリップがスリムな中国式のチャイニーズ・スリム、ツインアタック型で軽量高反発のクリテリオンを発売した。 -
2001
ボルガード、蒋澎龍を発売
アリレートを搭載し前陣でのオールラウンドプレー向けに開発した角丸型のボルガードを発売。当時、中華台北のエースだった蒋澎龍選手の使用モデルとして檜単板の蒋澎龍も発売した。 -
2002
ロフリック・ライトとペリグリンⅡを発売
初中級のオールラウンドプレーヤー向けに開発したロフリック・ライト(S、R)を発売。1982年発売のペリグリンが40ミリボールに対応したペリグリンⅡとして復活した。 -
2003
レピア、チャイニーズⅦを発売
3枚合板+カーボンの軽量高反発ラケット、レピア(S、R)を発売。幅広い技術レベルの選手が使いこなせるように開発した中国式ペンのチャイニーズⅦも発売した。 -
2004
両面打法専用の日本式ペン
プレビス・プラスを発売
両面打法専用の日本式ペンとしてプレビス・プラス(S、R)を発売。裏面は黒塗りではなく表面と同じ仕上げだった。このほか、3枚合板+アリレート カーボンのランディード(S、R)、檜単板の柳承敏、ラージボール用のラージ・ペン・スピード(S、R)も発売した。 -
2005
サイプレスα、閃光-FT
ブリスカ・ライトを発売
檜単板の低価格版としてサイプレスα(S、R)を発売。グリップを持ちやすく加工した閃光-FT(S、R)、初級者が使いやすいよう軽量に設計したブリスカ・ライト(S、R)も発売した。 -
2006
厚さ10mmのサイプレスMAXと
TAMCA・ULCのペンが登場
厳選した檜単板の最高峰モデル、サイプレスMAXを発売。1976年からラインアップしているサイプレスの厚みが9mmなのに対し、サイプレスMAXは10mmだった。このほか、2004年に登場した新カーボンTAMCA・ULCを搭載した初のペンラケットである蒋澎龍・カーボン、木製合板最速のラケットとして開発したテンパー・スピード(S、R)を発売。7枚合板の中国式である吉田海偉も発売し、小西海偉(吉田海偉)選手が愛用するモデルとして現在もラインアップしている。
※記述は2020年12月19日現在のものです
※ここに掲載した製品は日本国内で発売したものです -