強くなるために欠かせない基礎を固めるために効果的な練習方法を紹介していく本企画。第3回は、フォアハンドドライブのコースの打ち分けを覚えるための練習を紹介しよう。
※本文の技術解説は右利きプレーヤーを想定しています
今回のキソレンメニュー
クロス2本→ストレート2本の順にフォアハンドドライブを打ち分ける
練習の目的
フォアハンドドライブのコースの打ち分けを身に付ける
強くなるためには、いろいろなコースへ打ち分けられるコントロールを身に付けることが必須だ。この練習で、フォアハンドドライブでコースを打ち分けるためのコントロールを養おう。
ブロックの切り替えを身に付ける
この練習は、ブロックをする選手にとっては、ブロックを磨くために効果的な練習となる。フォアハンドとバックハンド、両ハンドのスムーズなブロックの切り替えを身に付けよう。
練習方法
ドライブする選手は、フォア側からクロス(右利きの相手のフォア側)に2本、ストレート(右利きの相手のバック側)に2本の順にコースを切り替えながらフォアハンドドライブで打球する。
ブロックする選手は、フォアハンドとバックハンドを切り替えながらドライブする選手のフォア側にブロックし続ける。
練習時間の目安は5分。
練習の目標
ドライブをクロスとストレートにしっかり打ち分ける
この練習では、フォアハンドドライブをクロスとストレートに打ち分けることが第一目標になる。動画を参考にして、打つコースに応じてスタンス(足の構え)や体の向きを微調整し、クロスとストレートへしっかり打ち分けよう。
両ハンドを切り替えながら安定してブロックする
ブロックをする選手は、単に練習相手をするという気持ちではなく、自分のブロックを磨く機会だという意識で練習に取り組んでほしい。2球ごとに左右に足を素早く動かし、ドライブに対して両ハンドで安定してブロックしよう。
まとめ=卓球レポート編集部