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教えて!上Dと岡山リベッツの仲間たち 第7回
「久しぶりに試合をするときの準備は?」

現役トップ選手の中でも「教え上手」として名高い上田仁選手(岡山リベッツ)が、ツイッターで募集した卓レポ読者(と編集部)からの質問に答える「教えて!上D(ウエディー)」。今回は、岡山リベッツのチームメート吉田雅己選手(栃木県スポーツ協会)と町飛鳥選手(鹿児島県体育協会)をゲストに迎え、「久しぶりに試合をするときの調整・準備」について、レクチャーしてくれました。

※本文の技術解説は右利きプレーヤーを想定しています

Q.久しぶりに試合をするときに、どのような調整・準備をすればよい?

久しぶりに試合をするときに、どのような調整の仕方、または準備をすればいいですか?(卓球レポート)

A.実戦的な練習を取り入れよう

上田 長期間試合をせずに、久しぶりに本番の試合に臨む場合、僕のお勧めは練習試合を取り入れることです。サービスからオールのような実戦に近い練習は皆さんもすると思いますが、(試合形式で)サービスを2本ずつ交代して、スコアをカウントすると、練習とは異なる難しさが出てきます。試合感覚を取り戻すためにも、より実戦的な練習試合をしておくと、試合にスムーズに入りやすいと思います。

 僕は、サービス・レシーブからの練習をたくさんやっておいた方がいいと思います。試合がない期間でも、フットワーク練習などの気持ちよく打つ練習はできますが、試合は必ずサービス・レシーブから始まるので、その精度を高めることを意識しています。
 あとは、心と頭の準備を念入りにやるようにしています。試合で緊張してしまうと、あれこれ考えすぎてしまうので、対戦相手の情報を整理して戦術のことを考えるようにすれば、集中して試合に臨めると思います。

吉田 サービスからオールも大事だと思いますが、それよりも練習試合をしておいた方がいいと、僕は思っています。試合で競り合いになったときの戦術などは、サービスからオールでは養うことができないので、練習試合を何回もしておくといいと思います。


まとめ=卓球レポート編集部

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