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水谷隼に聞く 40 日本代表としての意気込み

 

 東京オリンピックの日本代表候補選手が2020年1月6日に日本卓球協会より発表され、水谷隼選手(木下グループ)は男子団体、混合ダブルスの2種目に選出された。

 水谷選手はオリンピックでは2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオに出場。男子団体、男子シングルスの2種目に出場し、リオ五輪では男子シングルス銅メダル、男子団体銀メダルを獲得した。卓球の日本男子にとって、史上初のオリンピックのメダルだった。
 東京オリンピックでは、男子シングルスには出場しないが、男子団体と混合ダブルスの2種目に臨む。なお、混合ダブルスは、この東京オリンピックが初めての採用となる。

「ミックスダブルスは今回初めて採用ですが、金メダルのチャンスもあると思うので、優勝を目指したいです」

 水谷選手と伊藤美誠選手(スターツ)とのペアはワールドツアーの混合ダブルスに出場し、昨年はブルガリアオープン優勝、グランドファイナル準優勝などの好成績を収め、今年はカタールオープンで優勝。林昀儒鄭怡静(中華台北)、黄鎮廷/杜凱琹(香港)と、東京オリンピック混合ダブルスに出場が決まっているペアに勝利しており、東京オリンピック出場ペアではないが、王楚欽/孫穎莎(中国)、林高遠/孫穎莎(中国)、林高遠/王曼昱(中国)、朱霖峰/何卓佳(中国)、馬特/武楊(中国)といった中国ペアにも勝利している。
 しかし、東京オリンピックに出場する許昕/劉詩雯(中国)には、決勝で4度対戦し、4度敗れている。

 東京では、許昕/劉詩雯(中国)を破って金メダル。それを心待ちにしたい。

取材=猪瀬健治 文=川合綾子

水谷隼、全日本決勝を語る

全日本史上に残る激戦になった、宇田幸矢選手(JOCエリートアカデミー/大原学園)と張本智和選手(木下グループ)の男子シングルス決勝。その攻防を、全日本を10度制した水谷隼選手(木下グループ)が圧倒的な分析力と説得力で、鮮やかに解説するスペシャル企画です。
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